“新鳥越”の読み方と例文
読み方割合
しんとりごえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして麹町の家を出、本所の業平なりひらというところから、浅草の山谷さんや新鳥越しんとりごえ、また本所へ戻って清水町と移りあるいた。
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
新鳥越しんとりごえの呉服屋、越中屋金六というのに奉公して、親の敵討ちは叶わずとも、せめて父祖の家、栄屋を再興する念願に燃えて、一生懸命働いて居りましたが
銭形平次捕物控:239 群盗 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
馬道を横に見て新鳥越しんとりごえの方へ行こうとするガラッ八を呼止めました。