“斫開”の読み方と例文
読み方割合
きりひら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何しろ真夜半だ。かわやくのに、裏階子うらばしごを下りると、これが、頑丈な事は、巨巌おおいわ斫開きりひらいたようです。下りると、片側に座敷が五つばかり並んで、向うの端だけ客が泊ったらしい。
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)