“撫着”の読み方と例文
読み方割合
なでつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何にも言わないで、いきなり噛(かじ)りつきたかったんだけれど、澄し返って、悠々と髪を撫着(なでつ)けたりなんかして。」
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「そんな邪険な撫着(なでつ)けようがあるもんですか、私が分けて上げますからお待ちなさい。」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
お聞(き)き、島(しま)へ着(つ)くと、元船(もとぶね)を乘棄(のりす)てて、魔國(まこく)とこゝを覺悟(かくご)して、死裝束(しにしやうぞく)に、髮(かみ)を撫着(なでつ)け、衣類(いるゐ)を着換(きか)へ、羽織(はおり)を着(き)て、紐(ひも)を結(むす)んで、てん/″\が一腰(ひとこし)づゝ嗜(たしな)みの脇差(わきざし)をさして上陸(あが)つたけれど
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)