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揺々
ふりがな文庫
“揺々”のいろいろな読み方と例文
旧字:
搖々
読み方
割合
ゆらゆら
64.3%
ようよう
28.6%
えう/\
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆらゆら
(逆引き)
「ここに置かして頂戴よ。まあ、お酒の
香
(
におい
)
がしてねえ、」と手を放すと、
揺々
(
ゆらゆら
)
となる矢車草より、薫ばかりも玉に染む、
顔
(
かんばせ
)
酔
(
え
)
いて桃に似たり。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
揺々(ゆらゆら)の例文をもっと
(9作品)
見る
ようよう
(逆引き)
自ら
太政相国
(
だいじょうしょうこく
)
と称し、宮門の出入には、金花の
車蓋
(
しゃがい
)
に万珠の
簾
(
れん
)
を垂れこめ、
轣音
(
れきおん
)
揺々
(
ようよう
)
と、行装の
綺羅
(
きら
)
と勢威を内外に誇り示した。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
揺々(ようよう)の例文をもっと
(4作品)
見る
えう/\
(逆引き)
岸
(
きし
)
にたちてこれをみれば、かの
梯
(
はしご
)
を
石壇
(
いしだん
)
のごとくふみくだり、橋をゆく事平地のごとく、その
半
(
なかば
)
にいたれば橋
揺々
(
えう/\
)
として
危
(
あやふ
)
き事いはんかたなく、見るにさへ身の毛いよだつばかり也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
揺々(えう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
揺
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
々
3画
“揺”で始まる語句
揺
揺曳
揺籃
揺椅子
揺籠
揺蕩
揺上
揺動
揺振
揺起
“揺々”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
尾崎紅葉
山東京山
近松秋江
徳冨蘆花
橘外男
小島烏水
吉川英治
泉鏡花