“描写”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びょうしゃ53.8%
べうしや30.8%
かきかた7.7%
スケッチ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の顔には、白いぬのがかぶせてあった。博士は、その布をのけて宮川の後頭部をしらべたが、そこには描写びょうしゃのできないほどのひどい傷があった。
脳の中の麗人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
夢のやうな話なぞと云ふが、夢を夢らしく書きこなす事は、い加減な現実の描写べうしやよりも、かへつて周到な用意が入る。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
特に其の夫人の描写かきかたが骨が折れる。
未亡人と人道問題 (新字旧仮名) / 二葉亭四迷(著)
死後行われたことは、愛知病院整形外科医員の手によって、死面デスマスクを取ったことおよび氏の創作「疑問の黒枠」に揷絵を描いた大沢鉦一郎氏がその死顔を描写スケッチしたこと等々々である。