さお)” の例文
国民はほとんど文明の潮流にき込まれんとしているから、やはりその自然の流れに従ってさおさして行かなければならぬ様になって来ている。
書房ふみやすかさずこの船人の脇艪わきろを押す事を許されたりとて、自己おのれをして水先見よと乞うて止まねば、久しく採らぬ水茎みずぐき禿ちびたるさおやおら採り、ソラ当りますとの一言いちげん新版発兌しんぞおろしの船唄に換えて序とす。