どり)” の例文
眞つ黒な裝束しやうぞくした者が、お孃さんの首を締めてる、私の入つたのも知らない樣子だ、後ろから引離して、——生けどりにしなかつたのが手落だが、ツイ縁側へ突き出し、一刀のもとに斬つてしまつた
どりなし、勝矜かちほこらせて
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)