“挿入”のいろいろな読み方と例文
旧字:插入
読み方割合
そうにゅう62.5%
さしい29.2%
さしいれ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勝川春亭しゅんていの「品川沖之鯨高輪たかなわより見る之図」や、歌川国芳くによしの「七浦捕鯨之図」「宮本武蔵巨鯨退治之図」などが挿入そうにゅうされてあった。
紅毛傾城 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
と、すぐその榎の根の湧水わきみずに、きように褄を膝に挟んで、うつむけにもならず尋常に二の腕をあらわに挿入さしいれた。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その紫玉が手にした白金プラチナの釵を、歯のうろへ挿入さしいれて欲しいのだと言う。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)