“そうにゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
插入45.7%
挿入42.9%
揷入11.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして彼は元気な朴訥ぼくとつさをもって、また地勢についての賢明な叙述——(その叙事詩的な物語の中に変梃へんてこ插入そうにゅうされる)
「魚が水を飲むごとく酒をむ」という一項を挿入そうにゅうする必要があるとフォン・リンデン伯爵夫人は思った。なかなか酔わないのだ。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
しかしていよいよった時には平然として何のこともなく、草稿にない戯談じょうだんなども臨時に揷入そうにゅうし、幸いに案外の喝采かっさいをうけた。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)