“押出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おしだ91.7%
おしだし8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出家は、上に何(なん)にもない、小机(こづくえ)の前に坐って、火入(ひいれ)ばかり、煙草(たばこ)なしに、灰のくすぼったのを押出(おしだ)して、自分も一膝(ひとひざ)、こなたへ進め
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
度を失った荒くれ共、帽子だ拳銃(ピストル)だと騒ぎながら表へ押出(おしだ)そうとした、その時、倉庫の入口へふいに現われて
黒襟飾組の魔手 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
秀(ひい)でた、しかし暗い眉、輝やかしく深くて、探るやうな光を持つ、しかし決して優(やさ)しくはない眼、背の高い押出(おしだし)のいゝ彼の姿。そして彼の妻としての私を想つてみた。