“払下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はらいさ50.0%
はらいさげ33.3%
はらひさげ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「本当にも嘘にも、俺は此眼で見て来たんだ。それに、あの百観音を二束三文で古金屋に払下はらいさげ、炭俵に詰めて枕橋へ持って行ったぜ」
根雪ねゆきになると彼れは妻子を残して木樵きこりに出かけた。マッカリヌプリのふもと払下はらいさげ官林に入りこんで彼れは骨身を惜まず働いた。雪が解けかかると彼れは岩内いわないに出て鰊場にしんばかせぎをした。
カインの末裔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
で、大阪監獄の敷地払下はらひさげ問題のために東上する岩田氏に頼む事にした。