打付ぶッつか)” の例文
と云いながら入物いれものごとほうり付けましたが、此の皿は度々たび/\焼継屋やきつぎやの御厄介になったのですから、おふくろ禿頭はげあたま打付ぶッつかってこわれて血がだら/\出ます。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その御心配は御道理ごもっともですが、外から何様どんな物が打付ぶッつかっても釘の離れるようなことア決してありませんが中からひどく打付けては事によると離れましょう
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
又火事に焼けてならんものですから、非常の時は持って逃げる積りです、混雑の中では取落す事もあり、又他から物が打付ぶッつかる事もありますゆえ、余ほど丈夫でなければなりませんが
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
他の物が打付ぶッつかっても、又おっことしてもこわれないようにしたいが、丈夫一式で見てくれがまずくっては困ると仰しゃったではございませんか、随分無理な注文ですが、出来ない事はありませんから
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)