トップ
>
手足纏
>
てあしまと
ふりがな文庫
“
手足纏
(
てあしまと
)” の例文
その車を
曳
(
ひ
)
いている車夫の一人で、女房に死なれて、
手足纏
(
てあしまと
)
いになる男の子を隣家へ頼んで置いて、稼ぎに出かけて往く者があった。
車屋の小供
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
もしも仙薬を採って直ぐに
還
(
かえ
)
ってくる航海だったら、そんな
手足纏
(
てあしまと
)
いを同船する必要は少しもなく、同時に他意あることを疑われもしたであろう。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
益満には、そち如き
手足纏
(
てあしまと
)
いであろうが、わしは、一人の妹として、生きるも、殺すも、二人っきりじゃ。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
纏
漢検準1級
部首:⽷
21画
“手足”で始まる語句
手足
手足痛
手足部
手足被杻械