“手引草”の読み方と例文
読み方割合
てびきぐさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あなたがんな動機から神話を譯して御覽になつたかはまだ解らないが、恐らく文學を研究する人の手引草てびきぐさとしてばかりではないでせう。
『伝説の時代』序 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
の道ならば『芥子園画伝かいしえんがでん』をそのままに説きもいづべく油画ならばまづ写生の仕方光線の取方絵具の調合なんど鴎外おうがい西崖せいがい両先生が『洋画手引草てびきぐさ』にも記されたりと逃げもすべきに
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)