戦争中せんそうちゅう)” の例文
旧字:戰爭中
家主やぬしは、戦争中せんそうちゅうたけ生活せいかつをしたひとから、時計とけいや、双眼鏡そうがんきょうや、空気銃くうきじゅうなどやすったのだと、やはり酒屋さかやのおじさんがいっていました。
春はよみがえる (新字新仮名) / 小川未明(著)
戦争中せんそうちゅう特攻隊とっこうたいが、よく出発前しゅっぱつまえわかれのことばを放送ほうそうして故国ここくにのこしたことがありますが、地域ちいき関係かんけいからか、あにはこれにくわわらなかったのです。
兄の声 (新字新仮名) / 小川未明(著)
わたしは、もと百しょうでした。うまって、はたらいていました。それが、戦争中せんそうちゅううま徴発ちょうはつされたのです。
道の上で見た話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「そうかい、戦争中せんそうちゅうは、金魚きんぎょりもこなかったね。」
かたい大きな手 (新字新仮名) / 小川未明(著)