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我物顔
ふりがな文庫
“我物顔”の読み方と例文
旧字:
我物顏
読み方
割合
わがものがお
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わがものがお
(逆引き)
振り向いて西の空を仰ぐと阿蘇の分派の一峰の右に新月がこの窪地一帯の村落を
我物顔
(
わがものがお
)
に澄んで
蒼味
(
あおみ
)
がかった水のような光を放っている。
忘れえぬ人々
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
辞
(
ことば
)
を厚うし、身を
謙下
(
へりくだ
)
っても後学のために見ておきたいと思っていたところでありましたが、神尾があんまり
我物顔
(
わがものがお
)
に思わせぶりをするものだから
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
弘一君は一人息子なので、広い邸を
我物顔
(
わがものがお
)
に、
贅沢三昧
(
ぜいたくざんまい
)
に暮していた。
親爺
(
おやじ
)
は陸軍少将だけれど、先祖がある大名の重臣だったので、彼の家は
却々
(
なかなか
)
のお金持ちである。
何者
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
我物顔(わがものがお)の例文をもっと
(8作品)
見る
我
常用漢字
小6
部首:⼽
7画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
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