感疑かんぐ)” の例文
「へえ、ありがとう。上がります。……何もこんな雨の降る日に戻って来なくとも好いのですけれど……」といいかけると、母親は、妙に感疑かんぐったか
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
やっぱり旦那だんなにでも引かされて、今ごろはどこかそこらに好い気持で納まっているのだなと感疑かんぐりながら、こちらも、つとめて心を取り乱さぬようにわざと平気に笑いにまぎらわして
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)