“惣助”の読み方と例文
読み方割合
そうすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わっしア特別で心得てるんで、誰も知っちゃいますめえよ。知らぬは亭主ばかりなりじゃねえんだから、御存じは魚屋惣助そうすけ(本名)ばかりなりだ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
別に便たよる所もないから、此の村に元家来の惣助そうすけという者がいるから、それを便って来て、少しは山も田地でんじも持っていたが、四ヶ年あとの出水でみずで押流されて
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
存じたる者はなきやと尋ぬるに菊は暫く考へ成程其節小買物を致惣助そうすけと申者澤の井に頼れ手紙を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)