“惣菜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうざい88.1%
かず4.8%
おかず2.4%
さい2.4%
そうさい2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家の惣菜そうざいなら不味くても好いが、余所よそへ喰べに行くのは贅沢ぜいたくだから選択えりごのみをするのが当然であるというのが緑雨の食物くいもの哲学であった。
斎藤緑雨 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
これは三人のお惣菜かず代にして下さい。書きたい事は山々あれど筆にも口にも尽せません。右どうかよろしくたのみます。
然し義母も、だん/\落付いて来て、近頃になると、貧しい人々がするやうに自分一人で焼芋も買ひに行けば、自分の好きな惣菜おかずを飯屋に買ひに行くようになられたのである。
新鮮な、いいお惣菜さいだ。
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
へい今日こんにちは、八百屋やほやでござい。「ナニ八百屋やほやか、けふはさかなやが惣菜そうさいをおいてつたからまづいゝね。 ...
狂言の買冠 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)