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忍耐力
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こらえじょう
ふりがな文庫
“
忍耐力
(
こらえじょう
)” の例文
丁度お種も女の役の済むという年頃で、
多羞
(
はずか
)
しい娘の時に差して来た潮が最早身体から引去りつつある。彼女は若い時のような
忍耐力
(
こらえじょう
)
が無くなった。心細くばかりあった。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
三人は、
水底
(
みなそこ
)
を望んでいるような、
忍耐力
(
こらえじょう
)
の無い眼付をして、時々話を
止
(
や
)
めては、一緒に空の方を見た。どうかすると、遠く
濡
(
ぬ
)
れた鳥が通る。それが泳いで行く魚の影のように見える。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“忍耐力”の意味
《名詞》
忍耐 力(にんたいりょく)
苦しみ・辛さ・怒りなどに耐える力。
(出典:Wiktionary)
“忍耐力(
忍耐
)”の解説
忍耐(にんたい、en: patience)とは、苦しさ、辛さ、悲しさなどを耐え忍ぶこと。例えば、自分に不都合なことなどをひとにされても、暴力的な仕返しをしたり、現実逃避したりしないなど。忍耐する力を「忍耐力」、忍耐力があることを「忍耐強い」と言う。
忍耐は、四元徳のひとつとされている。
(出典:Wikipedia)
忍
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
耐
常用漢字
中学
部首:⽽
9画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“忍耐”で始まる語句
忍耐
忍耐強
忍耐仕交