“忌気”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いやき50.0%
いやけ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婿の家でもいよいよ忌気いやきがさして、その年の盂蘭盆うらぼん前に断然破談ということになってしまった。
くろん坊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
そう忌気いやけがさしてみて、さて、盗人をやめて、これからどうなる——ということを考えると、七兵衛が、どうでものがれられない縄にからみつけられているように思う。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)