心待こころま)” の例文
『かねて乙姫様おとひめさまからのお言葉ことばにより、あなたのおでを心待こころまちにおもうしてりました。』とあちらさまでもたいそうよろこんでわたくしむかえてくださいました。
そして、城を退さがったものは、このうわさを城下じょうかにつたえて、その日のくるのを、心待こころまちにしていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)