“御贄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ミニヘ40.0%
おんにえ20.0%
おんべ20.0%
みあえ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或は神が其木に憑(ヨ)ることを好まれた木や、神の御贄(ミニヘ)に常住供へた植物を遠慮する心持ちが、反対に神が其植物に躓かれたからの憎みを、氏人としては永劫に表現する責任があるのだ
信太妻の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「朝鮮国より、玉六十八枚、金銀装横刀一口(ふり)、鏡一面、倭文(やまとおり)二端、白眼鴾毛(ぼうもう)馬一匹、白鵠(しろくぐい)二翼、造顔師一人、御贄(おんにえ)五十舁(かき)、を献ず」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
みる類ヲ食用ニ供シタルハ往古ヨリ行ハレシモノニシテ弘仁式ニ尾張ノ染海松ヲ正月三日ノ御贄(おんべ)ニ供ストアリ而シテ現今本邦ニテ主トシテ用イラルルハみる及ビひらみるノ二者ナリ是等ハ生食セラルルコト稀ニシテ多クハ晒サレテ白色ニ変ジタルヲ乾シ恰モ白羅紗ノ如クナルヲ販売セリ
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
『北山抄(ほくざんしょう)』『江次第(ごうしだい)』の時代を経て、それよりもまた遙か後代まで名目を存していた、新春朝廷の国栖(くず)の奏は、最初には実際この者が山を出でて来り仕え、御贄(みあえ)を献じたのに始まるのであります。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)