“御業”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みわざ90.0%
おんげふ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
星のきらめく大空、波濤の押し寄せる海原、峰の松、小道の野花、いずれも神の創造の御業みわざであって、神をほめたたえ、神に祈り、神にしたがっている。
キリスト教入門 (新字新仮名) / 矢内原忠雄(著)
空を天井とするその狭い宅地は、神を、あるいはその最も美しい御業みわざにおいて、あるいはその最も荘厳な御業において、礼拝するには十分ではなかったか。
横笛ひそめし聲に力を入れて、『大方おほかたならぬ由あればこそ、夜陰に御業おんげふを驚かし參らせしなれ。庵は往生院と覺ゆれば、主の御身は、小松殿の御内なる齋藤瀧口殿にてはおさずや』
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)