御参おまいり)” の例文
そこへ御参おまいりをするには、どんなにあしの達者なものでも途中で一晩明かさなければならないので、森本も仕方なしに五合目あたりで焚火たきびをして夜の寒さをしのいでいると、下かられいの響が聞えて来たから
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)