“影嚮石”の読み方と例文
読み方割合
ようごうせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山鼻に、影嚮石ようごうせきなる巨岩がそびえ、苔の厚衣に、しめ繩をめぐらす。往昔、この山の地主神、七面大天女、蛇体を現じ給い、この岩を七巻半巻く……と言い伝えられる霊域である。
ある偃松の独白 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)