“強慾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごうよく50.0%
がうよく42.9%
ごうつく7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっとも、佐吉が強慾ごうよくで、二人の給金を何年越し払わないそうで、イヤな思いをしても、急に飛出すわけにはいかない事情もあったようです。
拜借はいしやく仕つり度是迄推參すいさん候といふに強慾がうよく無道ぶだうの天忠和尚滿面まんめんゑみふくみ夫は重疊ちようでふの事なりさてわけは如何にと尋ぬるに大膳はひざすゝめ聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そうすると、哀れ一銭一厘たりとも私の手には入らない。そして、父の財産はすべてあの強慾ごうつくばりの雇い婆に与えられるのだ。彼女あいつは、父親の死ぬる日を待ちかねているんだ。
無駄骨 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)