“張清”の読み方と例文
読み方割合
ちょうせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとき、没羽箭ぼつうせん張清ちょうせいが頭にうかんだ。百八人のそのうちでも、小石を投げる名人で、常に錦の袋に入れて腰にさげ、エイッと投げれば百発百中。
胡堂百話 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
敵将、没羽箭ぼつうせん張清ちょうせいは、はや決死のかくごだったとみえる。たのみにしていた両翼の龔旺きょうおう丁得孫ていとくそんのふたりはすでにられていた。——のみならず賊軍の数は倍加している。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)