弔書てうしよ)” の例文
次に「大下の岳母樣」が亡くなつたと聞いたのに、弔書てうしよを遣らなかつたわびが言つてある。改年後始めて遣る手紙にくやみを書いたのは、壽阿彌が物事にかゝはらなかつた證につべきであらう。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)