わきまえ)” の例文
旧字:
余「併し相手が是非のわきまえもない獣類で有って見れば、引っ掻れたとて別に恥じる事も有りますまい、シタが余ほどのお怪我ですか」夫人「大した事も有りませんが痛みがはげしいのです、痛みさえなくなれば、医者にも及びませぬけれど」
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)