“通弁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つうべん50.0%
ガイド25.0%
ヲサ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
通弁つうべんにはアレキサンドル・シーボルトがあるから差支さしつかえないけれども、日本文の書翰を颯々さっさつと読む人がない、と云うので英人から同行を頼まれた。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ある通弁ガイドと夫婦になっていたが、その良人とも死にわかれて、今では、横浜に来ているという話なのだが……
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わりあひに変動の尠かるべきはずだからと言ふので、名詞の内容を千年・二千年に亘つて変らぬと考へる人は、通弁ヲサなしに古塚に出かけて、祖先と応対が出来る訣である。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)