“店卸”の読み方と例文
読み方割合
たなおろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姉の注文した中串ちゅうぐしと、幸子の注文したいかだが焼けて来る間、ビールのさかなに、幸子はひとしきりお春の店卸たなおろしをした。
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
いためけるが早くも年月推移おしうつりて正徳四年と成ければ當春たうはる是非ぜひ店卸たなおろしを爲んとてやが諸帳面類しよちやうめんるゐ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「今晩は本町の店に泊っているし、店卸たなおろしで忙しいとさ」