“幾千仭”の読み方と例文
読み方割合
いくせんじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少年を載せた巌は枝に留まったふくろのようで、その天窓あたま大きく、尻ッこけになって幾千仭いくせんじんともわきまえぬ谷の上へ、おおかぶさってななめに出ている。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)