“幽翠”の読み方と例文
読み方割合
ゆうすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一叢ひとむら幽翠ゆうすいにつつまれて閑寂かんじゃく庫裡くりや本堂が見える。秀吉は山門に駒をすて、近侍たちとともにぞろぞろと入って行った。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一面に青草あおぐさで、これに松のみどりがかさなって、唯今頃ただいまごろすみれ、夏は常夏とこなつ、秋ははぎ真個まこと幽翠ゆうすいところと行らしって御覧ごろうじろ。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
だが、ここには鎌倉時代そのままなやつ幽翠ゆうすいがしいんと残っていた。また、いただいたお茶に水の良さも思われた。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)