“帰行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かへりゆ50.0%
きこう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こは富山唯継が住居すまひにて、その女客は宮が母なり。あるじとくに会社に出勤せし後にて、例刻にきたれる髪結の今方帰行かへりゆきて、まだその跡も掃かぬ程なり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
およそ三時間の後彼は帰行かへりゆきぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「母はつとめて言はねど、父君のさてはなんとか働きたまはば、わが一家は平和ならましを。この思ひ、いつも帰行きこうの時に思ひ浮かばざることなし」
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)