“左少弁兼輔”の読み方と例文
読み方割合
さしょうべんかねすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若い公家は左少弁兼輔さしょうべんかねすけであった。色の白い、ひげの薄い優雅の男振りで、詩文もつたなくない、歌も巧みであった。そのほかに絵もすこしばかり描いた。笛もよく吹いた。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)