“尖頂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんちょう50.0%
けんさき25.0%
せんちやう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
サント・シャペル会堂の黄金彫りの尖頂せんちょうが、花咲けるきよいばらが、立ち込んだ屋並みから突き出ていた。
ギリシア語のアコケー(尖頂けんさき)、ラテンのアクス(はり)、アケル(迅速また鋭利また明察)、英語アキュート(鋭利)等からせんじ詰めて
いやこゝでこそ、呑気のんきらしいことをいふものゝ、磊々らい/\たる巉巌ざんがん尖頂せんちやうぢて、大菩薩だいぼさつちひさなほこらの、たゞてのひらるばかり……といつたところで、人間にんげんのではない、毘沙門天びしやもんてんてのひらたまふ。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)