“小集会”の読み方と例文
読み方割合
ヲヅメ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歌垣・嬥歌会・小集会ヲヅメ皆初春の行事であつたのが、今一度秋冬の間に行ふ様にもなつた。感謝の意味から出たのであらう。
奈良朝の都人の間に、踏歌化して行はれた歌垣は、実は別物であるが、其遺風の後世まで伝つたと見える歌垣・嬥歌会カヾヒ(東国)の外に、住吉スミノエの「小集会ヲヅメ」と言うたのも此だとするのが定論である。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)