“小邑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せういふ66.7%
しょうゆう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
エニンは昔のエンガンニム、海抜約六百五十フイート、人口二千左右さう小邑せういふ、サマリヤの山尽きしもガリラヤの平原起る所のさかひにあり。
川は道をやや東の方に取つて、Deggendorfデツゲンドルフ の近くに来てドナウに這入はひる。Tölzテルツ からもつと水上みなかみLenggriesレンググリース といふ一小邑せういふがあり、ながめのいい城がある。
イーサル川 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
ここは志津川湾に沿う小邑しょうゆうであった。海の難所である金華山沖を外洋の彼方に控えて、おびただしい津波と漂流の伝説の下で生きて来た。何十年か前にはロシヤの黒船が漂着した。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)