“小泊瀬山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
をはつせやま50.0%
おはつせやま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寧ろ、「事しあらば小泊瀬山をはつせやま石城いはきにもこもらば共にな思ひ吾が」(巻十六・三八〇六)の方が、古い味いがあるように思える。巻十六の歌は後に選んで置いた。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ことしあらば小泊瀬山をはつせやま石城いはきにもこもらばともになおも吾背わがせ 〔巻十六・三八〇六〕 娘子某
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
また、事があらば小泊瀬山おはつせやまの墓へも共に埋められよう、それほどにしても離れまい、心配するなという歌がある。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)