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小倉袴
ふりがな文庫
“小倉袴”の読み方と例文
読み方
割合
こくらばかま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こくらばかま
(逆引き)
客は大抵
紺飛白
(
こんがすり
)
の羽織に
小倉袴
(
こくらばかま
)
という風で、それに学校の制服を着たのが交っている。中には大学や高等学校の服もある。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
玄関に平伏した田崎は、父の車が砂利を
轢
(
きし
)
って表門を出るや否や、
小倉袴
(
こくらばかま
)
の
股立
(
ももだち
)
高く取って、
天秤棒
(
てんびんぼう
)
を手に庭へと出た。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
私は鳥打に
紺飛白
(
こんがすり
)
、
小倉袴
(
こくらばかま
)
、コール天の足袋、黒の釣鐘マントに
朴歯
(
ほおば
)
の足駄といういでたちでお菓子らしい包みを平らに抱えながら高林家のカブキ門を出た。
あやかしの鼓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
小倉袴(こくらばかま)の例文をもっと
(11作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
倉
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
袴
漢検準1級
部首:⾐
11画
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