トップ
>
寡兵
ふりがな文庫
“寡兵”の読み方と例文
読み方
割合
かへい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かへい
(逆引き)
郝昭
(
かくしょう
)
のこもった
陳倉
(
ちんそう
)
の小城は、わずか三、四千の
寡兵
(
かへい
)
をもって、その装備ある蜀の大軍に囲まれたのであるから、苦戦なこというまでもない。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今まさに秋とて
匈奴
(
きょうど
)
の馬は肥え、
寡兵
(
かへい
)
をもってしては、騎馬戦を得意とする彼らの
鋭鋒
(
えいほう
)
には
些
(
いささ
)
か当たりがたい。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
また
信長
(
のぶなが
)
が
寡兵
(
かへい
)
を
督
(
とく
)
して
桶狭間
(
おけはざま
)
に突進するに先だち、いかほど心を労したろう。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
寡兵(かへい)の例文をもっと
(16作品)
見る
“寡兵”の意味
《名詞》
少ない人数の兵力。
(出典:Wiktionary)
寡
常用漢字
中学
部首:⼧
14画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
“寡”で始まる語句
寡婦
寡
寡言
寡聞
寡黙
寡人
寡慾
寡勢
寡欲
寡少
“寡兵”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
吉川英治
新渡戸稲造
中島敦
国枝史郎