“寂闇”の読み方と例文
読み方割合
せきあん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曹操の死は天下の春を一時寂闇せきあんにした。ひとり魏一国だけでなく、蜀、呉の人々の胸へも云わず語らず、人間は遂に誰であろうとまぬがれ難い天命の下にあることを、今さらのように深く内省させた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)