“容積”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かさ80.0%
ディマンシオン20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
換言はやくいえば軽く頸に巻きつけて置いた手拭は、其儘で、頸の方が火膨れに膨れて、容積かさが増したから、手拭が深く喰い込んだのです。
越後獅子 (新字新仮名) / 羽志主水(著)
三分の一失うと昏睡こんすいするものだと聞いて、それにわれとも知らずさいの肩に吐きかけた生血なまち容積かさを想像の天秤てんびんに盛って、命の向う側におもりとして付け加えた時ですら
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
落ち着いた深いまなざしも、きっぱりとした顎の線も、かげのない広い額も、なにもかもそのままで、誇張していうなら、絵の中の青年が、容積ディマンシオンを変えてここへ出て来たかと思われたほどだった。