“容疑者”の読み方と例文
読み方割合
ようぎしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこから着目ちゃくもくしてある程度ていど内偵ないていすすめて、その容疑者ようぎしゃを、べつべつに任意出頭にんいしゅっとうかたち警察けいさつし、井口警部いぐちけいぶ直接ちょくせつ訊問じんもんしてみた。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
部下の一人に耳打ちした赤羽主任は、次にも一人の部下に、容疑者ようぎしゃとして由蔵の逮捕かたならびに非常線を張ることを、本署に電話するように命じた。
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
やがて井口警部いぐちけいぶは、だい三の容疑者ようぎしゃしたが、それは皮肉ひにくなことに、あのんでいたランチュウを、刈谷老人かりやろうじんうちつてきたという金魚屋きんぎょやである。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)