“宮田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みやた60.0%
みやだ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宮田みやたくん。」と、かれは、まえへいく少年しょうねんこえをかけました。少年しょうねんは、まって、哲夫てつお見返みかえると、にっこりわらいました。
中学へ上がった日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
中学一年の宮田みやたユウ子ちゃんという、ついこのごろなかま入りをした、たったひとりのしょうじょだんいんです。年のわりにからだが大きく、いかにもかわいい女の子でした。
赤いカブトムシ (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
宝剣岳を下りて伊那の小屋に少憩した後、午後一時に伊那の前岳から烏帽子山に通ずる路を宮田みやだに向って下り始めた。
木曽駒と甲斐駒 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
寝覚ねざめから駒ヶ岳に登って、玉窪の小屋に一泊し、宮田みやだに下り、三峰みぶ川に沿うて高遠に至り、更に黒川を遡りて、忘れもせぬ八月十八日、暴風雨を突いて戸台から甲斐駒に登った。
北岳と朝日岳 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)