“定明”の読み方と例文
読み方割合
さだあき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしはぎ野がゆうべ庭先をわたったとすれば、何処どこに何者のもとに忍んで行ったものであろうか、弟の定明さだあき以外には、はぎ野の忍んでゆきそうなところはない、ゆうべは定明は館の北にいた。
野に臥す者 (新字新仮名) / 室生犀星(著)