“安神”の読み方と例文
読み方割合
あんしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども結局矢張り同じ他手ひとでをかりるにしても自分の近くでないとどうしても安神あんしんが出来さうにもありませんので連れてかへることにしました。
らいてう氏に (新字旧仮名) / 伊藤野枝(著)
東京市中や市外の要所々々にも歩哨ほしょうが立ち、暴徒しゅうらい等の流言にびくびくしていた人たちもすっかり安神あんしんしましたし、混雑につけ入って色んな勝手なことをしがちな
大震火災記 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
うたがいも何もいだいていない友だちのやあ公である。正九郎しょうくろう安神あんしんしてはいっていった。
空気ポンプ (新字新仮名) / 新美南吉(著)