“安八郡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんぱちごおり50.0%
あはちごおり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光秀のめいがいると聞いて、彼女にも会わせ、また、夫人の口添えもあったりして、ここに、明智の裔族えいぞく光秀は、織田家の下に属して、士隊長として新規しんき四千貫——美濃安八郡あんぱちごおりの一部をその領地として
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
安八郡あんぱちごおり曾根そねの城主、稲葉伊予守通朝いなばいよのかみみちとも
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
見ると、美濃みの安八郡あはちごおり曾根そねの城主で、こんどの大戦にあたり、秀吉のために、老躯ろうくをひっさげて、みちの案内に立ち、終始、かれのそばにあった稲葉伊予守入道一鉄いなばいよのかみにゅうどういってつであった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)