“字書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じしょ66.7%
じしよ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蕃書調所に入門その前に私が横浜にいった時にキニツフルの店で薄い蘭英会話書を二冊かって来た。ソレをひとりよむとした所で字書じしょがない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
五年後には字書じしょに現れなかったことが、こんにち日々の新聞に見ることを考えれば、今後五年にはいかなる新熟字しんじゅくじ、新思想が世に行わるるかは想像そうぞう出来ぬ。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
(後の板もあり)さて和名抄ありて后五百年ちかくをへて文安年中下学集かがくしふといふ字書じしよありき、これも元和三年はじめて板本となりたり。
右の字鏡じきやうありてのち二十年をて、源の順朝臣したがふあそんの作りたる和名類聚抄わみやうるゐじゆせうありき、是も字書じしよ也。元和の年間ころ那波道円なばだうゑん先生はじめて板本とせられたり。